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【阪神vs巨人】劇的HRで勝ち切るタイガース 力の勝負の裏側に潜む,高橋どう攻略する?

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大山の劇的2ランで幕を閉じた首位攻防戦・第二弾。力と力の勝負で見せた戦いは作戦でどうにかできるレベルを超えていた

今回はその背景と難敵・高橋の対策をどのようにしていたのか?見ていく。

1.高橋のスクリュー・どのように対策していくか?

難敵・高橋に対して,左打者は基本的にスクリューが少ない

問題は右打者であるが,この日はほぼ振らずに捨てていた。今までは右打者を揃えていたが,限界がある。それも含めて佐藤輝のスタメン復活だと信じたい。

結果的にスクリューを捉える展開はなかったが,次の対戦時も左打者を並べ右打者はスクリューは捨てる。そして勝負所で逆に狙うという展開も期待していきたい!

2.カギを握る右打者・逆転を生んだ阪神打線の徹底ぶり

迎えた5回裏

大山がストレートをヒット

この打席でもスクリューは悠然と見逃した。後続が倒れ迎えたのは8番・梅野

カウント0-2,キーに上げたスクリューはなかった。低めのストレートを見事に捉えての逆転HR。苦手としていた高橋から見事に逆転する。

ただまだ落とし穴は残っていた。

4番・岡本に2ランHR。インコースを攻め続けて優位に立っていたが,

要所で狙ったきた若大将。坂本といい1球ごとに対応を変えて結果を残すあたり

さすがとしか言いようがない。この対応力は次戦で警戒していく必要がある。

3.ラストチャンス?絶好の好機に迎えるのはマルテ

8回に中川を攻めた

代打・小野寺の死球・近本のヒットに後続も続くという積極的野球で1死満塁で4番・マルテを迎える。

彼は状況に応じてバッティングスタイルを変え,最低限の結果を残してくれる。

阪神ファンの期待を胸に振りぬいた打球は坂本の元へ,無念のゲッツー。矢野監督も珍しく下を向いてしまう。

4.完全復活!糸原と大山のコンビに酔いしれる

9回にはビエイラ。記録は途切れたが,160kmに迫る速球とスラットを武器に無失点記録も樹立した難攻不落の守護神。

先頭で迎えるは糸原。ストレートに無類の強さを誇る貴重な存在。粘った末の左ヒット。ベンチからは当然の如く植田登場。まずは同点へ。そんなムードと共に前日のヒーロー大山が打席へ。

初球を見送った後のストレートを見事に振り切り,阪神ファンが待つ左スタンドへ。

見事サヨナラホームラン!!昨日の戸郷に続き難敵・高橋,ビエイラを打ち崩した。

巨人に与えるダメージは計り知れない。このまま3連勝に向けて走り切ってほしい

今回のブログはあまり細かい配球に触れなかったが,それほど力と力の勝負であった

こういう戦いで勝ち切るタイガースはやはり何か違う。明日はこの勢いのまま先制して試合を優位に進めてもらいたい

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。