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【阪神ドラフト戦略2021・第2弾】注目は2位・3位指名の難しさ!?スカウトの手腕が唸る

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ドラフト候補生たちがプロ志望か?進学かを決めている。

私が最も推していた中西投手は大学への進学を経てプロを目指すこととなった。4年後ドラフト上位候補に挙がることを期待して見守っていきたい。

ということで今回は阪神のドラフト第2弾として戦略を深堀りしていきたい。

1位は即戦力左腕?高卒の速球派?

ここは阪神が明言するまで二極化するだろう。隅田・佐藤を筆頭とする即戦力左腕。

森木・風間・小園を擁する高卒のエース候補。どちらも阪神タイガースにとって捨てがたいが,上記に挙げた選手は1位で消えてしまうだろう。ドラフト1位は即戦力左腕か?高卒右腕か?これからも注目である。

さぁ2位はどうする?チームの方針が見える順位

阪神のポイントとしては1位で即戦力左腕か高校生投手を獲ること。2巡目で1位候補が残っていた場合は迷わずとりに行きたいが,ウェーバー的に難しいだろう。

となれば2位には強打の右打ち外野手を推していきたい。サンズ・ロハス・マルテが後2.3年は安定した結果を残すだろうが,その後釜をしっかりと確保したい所。

今のレギュラー陣のバックアップを獲るのではない。これを前提に主力に陰りが見え始めた時に輝く逸材を2位で指名したい。

大卒で推したいのがブライト。身体能力を存分に生かしたバッティングスタイルは即戦力の声も高いがしっかりと成長性も残している素晴らしい選手である。

その次に鵜飼。こちらも身体能力が抜群でありスピードとパワーを兼ね備えた素晴らしい外野手である。高校時代から素質は抜群であったが大学の4年間でしっかりと注目される選手になって帰ってきた。

ただ強打の外野手を欲しがる球団は多いだけに消えてしまうだろうか?

となれば高卒の外野手・吉野に注目していきたい。

甲子園には未出場ながら長くドラフト候補として名前が残る選手である。内角を高校生離れしたスイングスピードかつくるっと回って捌く技術は目を見張るものがある。

先手が獲れる3位指名

阪神ウェーバー的に2.3位がほぼ連続する。3巡目は先手を獲れるだけに24人に入りきらないが,可能性を秘めた逸材を獲得できるチャンスである。

3位では先発2.3番手に成長することが見込まれる投手を獲得したい所。高卒では秋山(二松学舎大学付属)・木村(北海)・松浦(大阪桐蔭)の左腕。評価が上がった竹山享栄)のこのあたりか?大卒では山下(法政)・徳山・西垣(早稲田)竹田(明治)あたりが候補に挙がってくるだろうか?

イニングをしっかり稼げる投手が望ましく,変化球が数球種使え,コントロールが良い投手がここに当てはまる。

2位で外野手を獲らず投手にいった場合,前川・阪口・池田あたりの高校生野手が現実味を帯びてくる。愛工大名電・田村も野手として期待できそうではある。

3巡目以降はポジションにこだわらず,素質重視の指名に切り替える可能性もあり,阪神お得意の社会人卒のリリーバーと高卒で固めにかかる可能性もある。1巡目の方向性が決まった時に3巡目も方向性が明らかになってくるだろう。

さぁ下位指名・ここはお得意の阪神

4位は中西投手を推していたが進学のため白紙に戻す。このあたりから社卒のリリーバーできることなら左腕を獲りたい。しっかりと調査しクセのある左腕を見つけていきたい。第3弾以降で名前を挙げていきたい。

今年のドラフトが難しい所は超目玉はいないものの,この年のドラフトが外れ年になってしまうと暗黒時代に突入しかねない球団が出てくるところである。その為にも阪神は1位から逆算してドラフトを進めていくという非常に難しいドラフトになるであろう。

即戦力左腕もしくは高卒のどちらか。

強打の外野手(できれば右打ち)

そして将来的には2.3番手を目指せる投手。今でいう所の秋山投手のようなポジションを目指せる投手が欲しい。

そして下位で阪神お得意のリリーバーを発掘していく流れか?

難しいドラフトではあるが実りある年になることを願って第2弾を終えたいと思います。

また第3弾以降も出す予定ですのでまたお会いしましょう。最後までありがとうございました。

第1弾はこちら👇

doru-sports.hatenablog.com