【徹底解剖】伝統のリリーフ王国を解説 各投手のバロメーターはどこに!?
阪神は長年リリーフが優秀で接戦をものにし,上位に君臨する。もしかしたらリリーフが崩れて試合が壊れるという試合は一番少ないかもしれない。
そんな優秀なリリーバー達のバロメーターと調子の良し・悪しが伺えるポイントを1人ずつ紹介していこうと思う。今回は小川・岩貞・投手の2人について
それではよろしくお願いいたします。
1.復活せよ!貴重な左腕・岩貞
阪神における貴重な左腕リリーバー。
もともと左のエースとして期待されていた。
いずれはその座に返り咲く可能性もあるが,今回はあくまでリリーフとして紹介する。
彼の持ち球は主にスライダー・フォーク・ツーシームこんなところであろうか?
特にツーシームには左打者によく使いその後のスライダーに繋げやすい。
この球が使われた後は間違いなく勝負球になる。いわば仕上げのGOサインとなる球種である。
岩貞の打たれてしまうパターンとしてスライダーが全く機能しなくなった時である。
偶然なのであろうか?フォークも全然振らなくなる。となると速球系を最後に持ってくる。
しかし絶対的なボールではないため痛打されてしまう。だからこそ現段階の先発は厳しいという判断なのかもしれない。スライダーが狙われたとき1つ山場を迎える
1つ抜け出せるとすればきっちりボールに曲げることである。
真ん中付近に集まる→打たれて不安で使えなくなる状況だけをしっかりと避ければ,大事故にはつながらないはずだ。これからも貴重な左腕として期待がかかる。
2.ついに覚醒!?小川投手の潜在能力
首位攻防戦の巨人戦を見て,正直驚いた。
自信に満ち溢れた立ち姿・数段階精度が上がったストレート。これに加えてカット・縦のスライダー・緩いカーブ・ツーシームもあるだろうか?
とにかく球種が豊富でどれでも勝負できる。たとえ1つの球種は潰されても他の球で抑えられる器用さは小川投手の良さだろう。
もちろんストレートありきの投球は変わらない。ただストレートが巨人戦で見せたレベルだと心配はいらないだろう。
後はクイックの時にどれほど維持できるか?ストレートを狙われたときにどう対処するか?このあたりに注目していきたい。
彼のバロメーターは左足にある。投げ終わった後ポンっと跳ね上がるとき,スコアボードには0が刻まれているだろう。
このリリーフ王国解説はまだ続く。まずは試合編のブログでお会いできることを楽しみにしています!最後までありがとうございました。
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