苦しんだ末の勝利!松葉投手を捉えた初球攻撃!大山の打点はチームの勢いを加速させる
やっとつかんだ勝利苦しみながら掴み取った勝利。何より大山の勝利打点で勝ったことが阪神の勢いを再び加速させていくだろう。
そんな試合をこのブログで振り返る。
ポイントは松葉投手の唯一の攻め所であるあの場面に尽きる。それでは本編へ。最後までよろしくお願いします。
1.試合をまとめる恐ろしい能力・伊藤将
エラー絡みの先制点を許したとはいえ終わってみれば7回1失点の好投
「終わってみれば」これが伊藤将の凄さである。試合を壊さずしっかりと試合を作る
そして関門の7回も投げ切ってしまう。
その投球術にはベテランの領域に達しているかもしれない。そして何より2死からのHRがなかったことが何よりの収穫であろう。伊藤将を含め先発陣の特徴や投球のポイントに関してはこちらのブログをご覧ください。
2.飄々と投げ続ける松葉・そのテンポをどう崩すか?
本日の松葉は彼らしい投球そのものであった。初球にポンっといとも簡単にストライクを取り変化球でファールを打たせて簡単に追い込んでいた。
決め球の球種は豊富なだけに攻略は困難を極めた。
となるとカギは初球をしっかりと振ること
ファールでも構わない。初球のストライクに苦労してもらうこと。これが松葉の攻略である。試合中にツイートした内容がこちら👇
そんな中で迎えた6回
松葉にとって今季最長タイの6回
打順は1番から,正真正銘の山場で。
両チームにとって勝負の6回裏
1番 近本 ヒット(初球)
2番 中野 バント(初球)
攻略のカギに上げた初球攻撃でチャンスを演出そしてご周知のとおりマルテの同点打に繋がる。
さぁ流れに乗って初球攻撃を仕掛ける阪神タイガース
4番サンズは迷いなくスイング
ショート正面の打球。「ゲッツーだ」私を含め試合観戦している両チームファンが思ったであろう。ただ名手・京田がまさかのエラー。ここで松葉は降板
初球を迷うことなく振っていったことが攻略に繋がった。
3.打順は何番であろうと大山の元にはチャンスが回ってくる
その後繋がって2死1.3塁で迎えた大山
ここまでは不調でかなり苦しんでいた。今日もチャンスに凡退と大山自身かなりストレスを感じていたであろう。ただ,大山の素晴らしい所は不調だからといって低めのボール球は追いかけない事である
カウントは0-3。そこから次の球をまさかのスイング。不調・好調関係なく見逃すのがセオリーだが何かこれまでの邪念を振り払うかのような気持ちのこもったスイング
バットは折れた。0-3からのバッティングではないかもしれない。
ただ結果はタイムリーヒット。チームを勝利へ導く一打。これが大山の真骨頂である。
何せ0-3からスイングしてことに関しては鳥肌が止まらない。
苦しみながら掴んだチャンス。ここからは1つでも多くのチャンスをつかむしかない
そんな中で生きてくるのがチームとしての武器・代走集団である。
4.これからの躍進に欠かせない終盤での出塁
貴重な終盤でのヒット・出塁。他のチームに比べて重要度がかなり増す。
終盤にヒットを打った暁には颯爽と現れる
阪神タイガースにおいて終盤のヒットというのは
代走の選手によって2塁打・3塁打になりうる
優秀なリリーバーから長打を打ち連打で得点することは難しい。
ただ阪神の場合はヒット1本でチャンスを拡大し,貴重な追加点へとつなげる
もちろん四球でも同じことが言える。よってバッテリーは2-2までが勝負カウントになる。となると,勝負する球が多少甘くなり,ヒットが生まれるという非常に良い循環が生まれている。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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では!!